医療・バイオ分野
医療用電子デバイスや医療器具類には長期信頼性のあるdiXコーティングがお勧めです。 FDA規格を取得しているdiXコーティングは生体適合性や摺動性、耐薬品性、ガスバリアー性に優れているので、生体内で使用されるデバイスや直接身体に触れる用途に使用可能です。
また、表面に反応性のある官能基を付与したタイプもあり、コーティング後に化学反応により表面修飾することでDNAやたんぱく質を結合することもできます。
電気・電子分野(LED基板)
小型・薄型・軽量化・高集積化が進む電気・電子部品には微細な膜厚コントロールが可能で薄膜で優れた特性を持つdiXコーティングが最適です。
防湿・絶縁・防錆・耐薬品性・ガスバリアー性に優れたdiXコーティングは、数μm程度の薄膜でピンホールのない信頼性の高い保護膜を形成します。また、薄膜で優れた防湿性を発揮するため、屋外に設置するLED照明やイルミネーション、移動式のディスプレ等の軽量化に最適です。
自動車分野
diXコーティングは耐熱性や絶縁性、耐薬品性、防湿性等の特徴を活かし電装系、装飾系等の様々な自動車部品に使用され、安全性、耐久性に寄与しています。特に超高耐熱グレードは250℃環境下で2000時間以上の耐熱性を有しており、エンジンルーム内のセンサーや電子デバイスを保護しています。
航空宇宙分野
航空機や宇宙船に搭載される電子機器において、超高空域では減圧環境下での結露からの保護、宇宙空間の多量の放射線や温度を含めて過酷な環境下でも使用できます。
その他
diXコーティングは優れた電気絶縁性、防湿性、防錆性、耐薬品性、摺動性がある為、様々な用途で使用されています。
例えば木工製品の防湿目的やOリング等のゴム製品の摺動性・耐薬品性の向上目的、紙製品の耐水保護目的等、様々な分野で貢献しています。